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Weatherケースの設備コーディネーターへのルーティング

5 タスク

30 分

Visible to: All users
上級 Pega Platform 8.6 日本語

シナリオ

イベント開催日の降雨確率が40%以上の場合は、別の手配を行うプロセスが始まります。 天候に対する準備を専門とし、緊急度の高い作業の量が最も少ない設備コーディネーターは、次のタスクを受け取ります。

  • テントの設営
  • 使い捨てレインコートの提供
  • 座席エリアの覆い

以下の表は、チャレンジに必要なログイン情報をまとめたものです。

ロール ユーザー名 パスワード
Administrator Admin@forecast rules

サンプルの設備コーディネーターユーザーは、次の表に示すように専門が決まっています。

オペレーター 専門分野
FacilityCoordinator1@Booking Parking
FacilityCoordinator2@Booking Weather
FacilityCoordinator3@Booking Weather and Parking

このチャレンジを完了するには、Pegaインスタンスを起動する必要があります。

起動には5分ほどかかることがありますので、しばらくお待ちください。

詳細なタスク

1 設計オプションの特定

予報サービスにより、指定されたイベント日の降雨確率が高いと予測される場合、ケースを天候専門の設備コーディネーターにルーティングし、手配を行ってもらう必要があります。 手配が済んだら、設備コーディネーターはケースをサブミットし、次の予報を待ちます。

予報サービスにより、指定されたイベント日が降雨なしと予報されている場合、ケースは次に進み、次の予報を待ちます。

プロセスは、すべてのイベント日について繰り返されます。 予報が最後のイベント日(前のイベント日の1日前)のものである場合、予報後、ケースはイベント終了を待つ必要があります。 イベントが終了すると、ケースは天候専門の設備コーディネーターにルーティングされ、撤収作業が行われます。

降雨なしという予報にもかかわらず、実際に雨が降った場合、ケースが次の予報を待っている間に、設備コーディネーターが手動で手配を開始できるオプションが必要です。

設備コーディネーターが撤収作業を完了すると、このケースは完了します。

ルーティングソリューションは、以下のいずれかのオプションで実装できます。

オプション1:タスクをワークリストに割り当てる

スキルベースルーティングを使用する際には、ToLeveledGroupとToSkilledGroupという2つの標準的なルーターを活用できます。 両方のルーティングルールで、指定されたスキルを持つ、指定されたワークグループのユーザーへのルーティングが行われます。

ToLeveledGroupは、ユーザーの現在のワークロードを考慮しているため、有効なオプションです。 ToSkilledGroupルーターはワークロードを考慮していないため、このシナリオでは有効なオプションではありません。

オプション2:タスクをワークキューに割り当てる

標準的なルーターのアクティビティであるToSkilledWorkbasket は、スキルベースのルーティングを使用する際に活用できます。 設備コーディネーターは、Get Next Work機能を使用して、キューからケースを引き出せます。 しかし、このオプションは、ルーターがワークロードを考慮していないため、このシナリオでは有効ではありません。

オプション3:カスタムルーターアクティビティを活用する

カスタムルーターアクティビティの作成は、標準のルーターではルーティングの要件を満たすことができない場合に有効なオプションです。 ToLeveledGroupはスキルとワークロードの両方を考慮しているため、カスタムルーターは不要です。

2 設計オプションの評価

設計 長所 短所
タスクをワークリストに割り当てる
  • ToLeveledGroup out-of-the-box(OOTB)アクティビティをルーティングに活用できる
  • 可用性、作業量、スキルをチェックできる
  • ユーザーのスケジュールが空いていないことを示す更新がオペレータープロフィールで行われていない場合、ケースはユーザーのワークリストで放置される
タスクをワークキューに割り当てる
  • ToSkilledWorkbasket OOTBルーティングアクティビティを活用できる。 ルーティング中にWeatherスキルが追加される
  • Find assignment/Get Next Workの機能を活用できる
  • オペレーターレコードでワークキューを更新する必要がある
  • Weatherケースの割り当てのみが拾い出されるようにAssign-Workbasket.getnextworkリストビューをカスタマイズ/状況設定を行わなければならない場合がある
  • ワークロードが考慮されない、またはカスタマイズが必要な場合がある
カスタムルーターアクティビティを活用する
  • ロジックをより詳細にコントロールできる
  • out-of-the-box ルーターアクティビティなどと同様のロジックを作成するための開発工数が必要になる

3 最適な設計オプションの提案

OOTB ToLeveledGroupアクティビティを利用して、Weatherケースの割り当てをユーザーのワークリストにルーティングする方法が推奨されます。この方法は要件を満たし、カスタマイズを行う必要がありません。

4 ソリューション詳細のレビュー

このソリューションは、次のケースライフサイクルとワークフローの一部です。さらにこれは、WForecastルールセットとWForecastIntルールセットの一部です。 このソリューションは、スキルベースのルーティングに基づいています。

WeatherFC - Routing - Solution Detail Requirements 1
WeatherFC - Routing - Solution Detail Requirements 2

 

5 以下のタスクの実行

アサインメントを完了するために、以下のタスクを行ってください。

  1. それぞれのアプリケーションルールセットに専用のスキルを作成します。
  2. 設備コーディネーターのオペレーターレコードをWeatherスキルに関連付けます。
  3. Weatherスキルに関連付けられているToLeveledGroupルーターアクティビティを使用して、設備コーディネーターにルーティングされるトラックの準備と撤収の割り当てを更新します。
  4. Weatherケースを作成して作業を検証し、作業の量とスキルに基づいて設備コーディネーターにルーティングされていることを確認します。


このモジュールは、下記のミッションにも含まれています。

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