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BAの重複ケース検索の追加

4 タスク

15 分

Visible to: All users
初級 Pega Platform '23 ケースマネジメント Constellation 日本語

シナリオ

DCOセッションで、GoGoRoadのステークホルダーは、各顧客インシデントにおいて1つのAssistance Requestケースのみが処理されるようにしたいと考えていると発言しました。 たとえば、顧客は自分がいる正確な場所を判断できないことがあります。 顧客が同じ車両についての、しかし場所が少々異なる複数のリクエストを送信すると、アプリケーションは新しいケースを重複ケースとして識別します。

このビジネス要件に対応するため、プロジェクトチームはPega Platform™のすぐに使える重複ケース検索機能を使用しています。 指定された基準に基づいて、重複している可能性があるケースが特定された場合、ユーザーは既存のケースを終了するか、ワーニングを無視して続行するかを選択できます。 重複する可能性のあるケースを早期に特定することで、Pegaのクライアントは時間、コスト、リソースを節約できます。

ユーザーストーリー

GoGoRoadのCSRとして、重複している可能性のあるAssistance Requestケースを自動的に特定し、1件のインシデントに対処するために複数のリソースを派遣しないようにしたいと考えています。

システムアーキテクトが文書化したテクニカルノート

  • Assistance Requestケースは、次の4つの車両関連フィールドの値が同じ場合に、重複として識別されます。 
    • Make
    • Model
    • Model year
    • Color
  • Assistance Requestケースは、次の3つのService addressフィールドのうち2つの値が同じ場合に、重複として識別されます。
    • City
    • State
    • Street
  • 重複ケースが特定された場合、CSRは現在のケースを重複として解決するか、重複ケースのワーニングを無視してケースを続行するかを選択できます。

以下の表は、チャレンジに必要なログイン情報をまとめたものです。

ロール ユーザー名 パスワード
ビジネスアーキテクト author@gogoroad pega123!
補足: 練習環境では、複数のチャレンジの完了をサポートする場合があります。 その結果、チャレンジのウォークスルーに表示される設定は、お客様の環境と完全に一致しない場合があります。

このチャレンジを完了するには、Pegaインスタンスを起動する必要があります。

起動には5分ほどかかることがありますので、しばらくお待ちください。

チャレンジ ウォークスルー

詳細なタスク

1 Search duplicate casesオートメーションの追加

補足: このチャレンジの目的上、データリレーションシッププロパティで重複ケース検索をサポートするため、該当するプロパティを提示しています。
  1. チャレンジのPegaインスタンスに、以下のログイン情報を入力します。
    1. User nameフィールドに「author@gogoroad」と入力します。
    2. Password フィールドに「pega123!」と入力します。
  2. App Studioのナビゲーションペインで、「Case types」>「Assistance Request」をクリックして、「Assistance Request」ケースタイプを開きます。
  3. Create ステージにカーソルを合わせて、縦三点リーダーアイコンをクリックし、ステージ設定メニューを開きます。 
    Create stage, More icon
  4. ステージ設定メニューで「Add process」>「New process」をクリックして、新規プロセスをCreateステージに追加します。
  5. 新規プロセスのラベルフィールドで、「Resolve duplicate cases」と入力します。 
  6. Resolve duplicate Cases」プロセスで、「Step」>More」>「Automations」>「Search duplicate Cases」 > Select」をクリックして、「Search duplicate Cases」オートメーションステップをプロセスに追加します。
  7. Create (4)という名前のCollect Informationステップで、削除アイコンをクリックすると、ステップがプロセスから削除されます。
  8. Drag handle を使用してCreate service requestプロセスにあるResolve duplicate casesプロセスをドラッグすると、Createステージが以下の画像のようになります。
    Adding the Resolve duplicate Cases Process to the Create Stage

2 基本条件の定義

  1. Search duplicate Casesステップをクリックして、右側のコンテキスチャルプロパティパネルを開きます。
  2. コンテキスチャルプロパティパネルで、「Add basic condition」をクリックし、基本条件を設定するダイアログボックスを開きます。
  3. Potential duplicateリストで、Vehicle information - Data relationship セクションまでスクロールダウンし、「Make」を選択します。
  4. Comparatorリストで、デフォルト値がis sameであることを確認します。
  5. Comparatorリストの右側にある「Add a row」アイコンをクリックして行を追加します。 
    Highlighting the Add row button in the Basic condition modal
  6. 手順3~5を繰り返して、次の表の値で基本条件を設定します。
    潜在的な重複 比較演算子
    Model is same
    Model year is same
    Color is same
    The duplicate case search basic conditions
  7. 「OK」をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

3 荷重条件の定義

  1. Search duplicate CasesステップのコンテキスチャルプロパティパネルにあるAnd weighted conditions sum at leastフィールドに、「50」と入力します。
  2. 「Add weighted condition」をクリックしてダイアログボックスを開き、荷重条件を設定します。
  3. 「Weight (0-100)」フィールドに、「25」の値を入力します。
  4. Potential duplicateリストのService address (AR) - Data relationshipセクションで、「City」を選択します。
  5. Comparatorリストにis equal toのデフォルト値があることを確認する必要があります。
  6. Current Caseフィールドの右側にある「Select values」をクリックしてSelect valuesダイアログボックスを表示します。
  7. 「Type」リストで、「Another field」を選択してドロップダウンリストを表示します。
  8. ドロップダウンリストのService address (AR) - Data relationshipセクションで、「City」を選択します。
  9. 「Submit」をクリックして現在のケースで「.ServiceAddressAR.City」を選択し、荷重条件のダイアログボックスに戻ります。
  10. ダイアログボックスで「OK」をクリックして、最初の荷重条件の設定を終了します。
  11. 手順2~10を繰り返し、次の値を使用してさらに2つの荷重条件を追加します。
    荷重 潜在的な重複 比較演算子 現在のケース
    25 .ServiceAddress.State is equal to .ServiceAddressAR.State
    25 .ServiceAddress.Street is equal to .ServiceAddressAR.Street
    The City, State, and Street weighted conditions
  12. 「Save」をクリックして、作業を保存します。

4 Search duplicate Casesビューの設定

  1. Search duplicate casesステップのコンテキスチャルプロパティパネルで、「Configure View」をクリックします。
  2. Columnsセクションで、Add > Service type > Add をクリックして、Service typeフィールドをSearch duplicate Casesビューに追加します。
    Edit View: Search duplicate Cases with the Service type field added
  3. Submitをクリックしてビューを保存します。
  4. 「Save」をクリックして、Assistance Requestケースタイプへの変更を適用します。

作業の確認

補足: Validate requestステップのApprove をクリックしてもServiceステージがロードされない場合は、ケースライフサイクルに戻ります。 「Preview」をクリックします。 ナビゲーションパネルで、「Create > Assistance Request」をクリックします。 「作業の確認」セクションの手順2からやり直します。
  1. Assistance Requestケースタイプで、「Save and run」をクリックして新しいAssistance Requestケースを作成します。
  2. Identify issueステップで、サービスタイプを選択し、「Next」をクリックします。
  3. Identify customerステップで顧客を選択し、「Next」をクリックします。
  4. Identify locationステップでは、「City」、「State」、「Street」の各フィールドに一致する可能性のある条件を入力します。
  5. Identify vehicleステップでは、「Make」、「Model」、「Model year」、「Color」の各フィールドに一致する条件を入力します。
  6. ケースをEnter payment informationステップに進めます。
  7. ウェブポータルの左上で「Create > Assistance Request」をクリックして、別のAssistance Request ケースインスタンスを作成します。
  8. Identify issueステップとIdentify customerステップで情報を入力します。
  9. Identify locationステップでは、手順2の「City」「State」に同じ値を入力しますが、「Street」フィールドには別の値を入力します。
  10. Identify vehicleステップでは、手順3の「Make」「Model」「Model year」「Color」に同じ値を入力します。
  11. 「Submit」をクリックします。
    Potential duplicate casesステップが表示されることを確認し、Service typeフィールドが表示されることを確認します。
    ヒント: ビューに、現在のケースがフォームにリストされているケースの重複である可能性があることが示されます。 
    The Duplicate Case screen in the Web portal

このチャレンジは、下記のモジュールで学習したことを実践するための内容です。


このモジュールは、下記のミッションにも含まれています。

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