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App Studio

Pega Platformスタジオ

ワークスペースとは、特定のツールや機能を提供する環境のことを言います。 異なるワークスペースを使用してアプリケーションの開発と管理を行うことで、チームメンバー各人が専門とするタスクに集中できるようになります。

Pega Platform™では、スタジオと呼ばれる4つのロールベースのオーサリング ワークスペースが提供されています。

  • App Studio
  • Dev Studio
  • Prediction Studio
  • Admin Studio

各スタジオでは、下の図のようにユーザーにロールベースの機能を提供することで、アプリケーション開発のスピードアップと生産性の向上を実現しています。

studios-overview

スタジオの操作

各スタジオは3つの領域で構成されています。 次の画像で「+」アイコンをクリックすると、各エリアの詳細が表示されます。

アプリケーション レイヤー

Pega Platformのアプリケーションはルールと呼ばれる命令で構成されており、チェスで駒の動きがルールによって制御されるのと同様、アプリケーションの動作が制御されます。 Pega Platformで提供されている作成や変更のタイムスタンプを取得するデータ要素など、いくつかのルールはそのまま利用できます。 業界別アプリケーションではその他のルールが規定されています。 App Studioではユーザーがアプリケーションに変更を加えると、自動的にルールが作成されます。

App Studioの「Overview」には、アプリケーションを設定するルールを視覚的に表現した「Application Layers」セクションが表示されます。 レイヤーは、ルールが置かれる場所と維持される場所を定義します。 Application Layersセクションの画像は動的です。 レイヤーのタイトルやグラフィックにマウスのカーソルを重ねると、各レイヤーがハイライトされます。  

たとえば、下の画像は、プラットフォーム、ユーザーインターフェイス、アプリケーションの各レイヤーのグラフィックにマウスのカーソルを重ねると、それぞれのレイヤーを操作できることを示しています。 バージョン01.01.01GoGoRoadアプリケーションレイヤーは、白いボックスのセットで視覚的に表現されています。 GoGoRoadレイヤーを選択すると、ケースタイプ、データオブジェクト、チャネル インターフェイス、ペルソナの詳細が表示されます。

application-layer

ロールベースのワークスペース

Pega Platformでは、ロールベースのワークスペースを利用して生産性を向上できます。 必要なときに必要なものがユーザーに表示されます。 たとえば、フロントエンドの開発者は1つのワークスペースで複数のインターフェイス チャネルを設計でき、システム管理者は高度な機能を設定しながら、ランタイム結果をモニタリングする際にワークスペースを切り替えられます。

ユーザーは複数のワークスペースにアクセスできます。 ユーザーがログインすると、システムによりデフォルトのワークスペースが開かれます。 ユーザーは複数のワークスペースにアクセスでき、異なるスタジオ間で移行できます。

App Studio

App Studioでは、ケースデザイン、データ管理、ユーザー エクスペリエンスなど、アプリケーション開発のためのコア機能が提供されています。 App Studioはローコードユーザー向けに設計されています。 一般的なユーザーにはアプリケーション開発者、フロントエンド開発者、データエンジニア、およびビジネスアナリストが含まれます。 App Studioを使用すると、アプリケーションをすばやく実装できます。

App Studioでは、ユーザーは実行したいプロセスの作業アウトラインを開発して、ビジネスケースからすばやくアプリケーションを構築できます。 このアウトラインにより、チームの技術メンバーとビジネスメンバー間の連携が容易になります。 スタジオでは作業する際のリアルタイムUI設計もサポートされています。 たとえば、オンライン ショッピング アプリケーションのエンドユーザーのインターフェイスをテストするチームは、新しいフィールドを追加し、コントロールを変更できます。 この機能は、利害関係者と確認しながらフィードバックを基にリアルタイムで実装するのに便利です。

App StudioはPega Expressの導入手法に対応しており、希望するビジネスプロセスの主な要素を視覚化するのに役立ちます。 プロセスのアウトラインを作成する際、プロセスのステージ、参加者となるペルソナ、コミュニケーション チャネル、プロセスの完了に必要なデータの関係性についてドラフトを作成できます。このドラフトが開発プランとなり、開発チームのワークロードの管理に役立ちます。

application design graphic

アジャイル開発機能を利用したコラボレーション

App Studioでは、機能のコンテキストで開発の変更を追跡できます。 アジャイル開発モデルの機能は、アプリケーションの機能を計画的に実装するのに役立ちます。

たとえば、アプリケーションで新しいトレーニング モジュールのリクエストに対応する機能を作成できます。 次にチームは利用可能なコースのデータテーブルを定義するなど、開発タスクをこの機能にマッピングし、ストーリー、バグ、その他のワークアイテムを作成できます。 課題からワークアイテム、ワークアイテムから実装までのトレーサビリティに対応する機能を備えているため、プロジェクト ステータスがリアルタイムで更新され、すべての共同作業者に最新情報が共有されます。


このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。

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