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フィールド値

アプリケーションの開発時には、特定のプロパティに対する許容値のリストを使用する必要があることがよくあります。 許可値のリストが短く、ほとんど変化がなく、ローカリゼーションの必要がなく、継承されたクラスで共通している場合は、許可値リストをプロパティレコードのローカルリストで定義することができます。

フィールド値

許可値リストのサイズが大きく、頻繁に変更されることが予想され、ローカリゼーションが必要な場合や、クラスレベルでのカスタマイズが必要な場合は、フィールド値を使用することができます。

フィールド値は、プロパティの許容値を定義するための代替手段です。 フィールド値を使用すると、許可値のリストをプロパティとは別に管理できます。 許可された値をプロパティとは別に管理することで、1つのプロパティを再利用し、プロパティのコンテキストに応じて許可される値をカスタマイズできます。 フィールド値により、ポータルの表示、レポート、ユーザー画面に表示される単語、フレーズ、文章のローカライズを簡単に行えます。

Selection controls matrix

各値のApply toクラス設定を使用して、同じコンテキストまたは別々のコンテキストで、1つのプロパティに異なるフィールド値を追加することができます。 また、ルールセットを使って、各フィールド値をコンテキストごとに異なるバージョンで維持することもできます。

例えば、Pega Platform™アプリケーションでは、すべてのケースインスタンスにステータスがあり、ケースライフサイクルが進むにつれてステータスが変化します。 ケースのステータスは、.pyStatusWorkというプロパティを使って設定します。 .pyStatusWorkの許容値リストは、フィールド値を使って定義されます。 .pyStatusWorkは、Work-コンテキストで定義された標準値の共通セットを使用します。 この共通の許容値セットは、Pega Platformで構築されたすべてのアプリケーションで利用できます。 Pega Platform上に構築されたHRAppsアプリケーションは、アプリケーション内のすべてのケースタイプと個々のケースタイプの両方に対して、カスタムステータス値を追加できます。

下図の中央にある縦線をスライドさせて、HRAppsアプリケーションのCandidateとOnboardingのケースタイプのカスタムフィールド値を比較してください。

以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。


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