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プロジェクトプロパティ

プロジェクトプロパティ

プロジェクトのプロパティは、「Properties」ウィンドウ(プロジェクト設計プロパティ)およびプロジェクトプロパティページで定義できます。

ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを強調表示すると、「Properties」ウィンドウにプロジェクト設計プロパティが表示されます。 これらのプロパティは、プロジェクトのファイルとバージョンの情報を表示します。

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プロジェクトプロパティページ

プロジェクトプロパティページには、プロジェクトに関する重要な情報が表示されます。 これらのプロパティを使用し、ランタイムでのプロジェクトの動作や、デプロイメントパッケージの構築方法を指定できます。

プロジェクトプロパティページにアクセスするには、ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、「Properties」を選択します。 マルチプロジェクトソリューションで、プロジェクトプロパティを見直し、必要に応じて調整できます。

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Pega Robot Studio™には4つのプロジェクトプロパティページがあります。

アプリケーション

「Application」ページに設定されるプロパティは、ソリューション設定に依存しません。

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以下のテーブルには、いくつかの重要なプロパティがリストされています。

プロパティ 説明
Target Framework このプロパティを使用して、使用する.NETのバージョンを指定できます。 このドロップダウンでは、インストールされているバージョンの中から選択できます。 ここで選択する.NETのバージョンは、ランタイムで使用する.NETのバージョンと一致する必要があります。
Startup Application

このプロパティを使用して、プロジェクトをロードするために使用するパスと実行ファイル名を指定します。 デフォルトは「Runtime」です。

Configuration File このプロパティを使用して、インタラクションプロパティ、アクティビティ、タスクを定義する設定ファイルの場所と名前を追加できます。 デフォルトでは、設定ファイルはInteraction.xmlと名付けられます。
Miscellaneous Files このプロパティを使用して、ファイルをランタイムプロジェクトパッケージに追加します。 ファイルを追加するには、このプロパティで「Browse」をクリックして、Deployment Files Editorを開きます。 Deployment Files Editorを使用してメンバーを追加し、該当するファイルを設定します。
Configuration このプロジェクトのために作成された設定プロファイルをリストします。 特定の設定項目プロファイルのデプロイメントパッケージを作成するには、このプロパティでプロファイルを指定します。 そうしないと、デプロイメントパッケージを作成する際に設定プロファイルが適用されず、プロパティのオブジェクトデフォルト値が使用されます。
Message Definitions Message Manifestコンポーネントを使用して、ユーザーメッセージ表示に関するメッセージ定義の詳細をすべてリストします。
Startup Form プロジェクトに複数のWindowsフォームまたはAppBars、あるいはその両方が含まれている場合、このプロパティを使用して、最初にプロジェクトをロードする際に焦点を置く項目を指定します。

ビルド

Buildプロパティは、プロジェクトを構築しデプロイする際に常に使用されます。 これらのプロパティは、選択されたソリューション設定(リリースやデバッグなど)に依存します。

たとえば、リリースソリューション設定の「Debug Symbols」プロパティを「False」にし、デバッグソリューション設定を「True」にできます。

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「Build」プロパティページで最も重要なプロパティは、「Output Path」です。 「Output Path」は、コンパイルされたプロジェクトファイルを含むフォルダーを指定します。

Signing

「Signing」プロパティは、、アッセンブリーが厳密な名前で署名されるかどうかを設定します。 アッセンブリーに厳密な名前を付けることにより、アッセンブリーに一意のIDを作成でき、エンドユーザーのマシン上でアッセンブリーの競合が発生するのを防ぐことができます。 厳密名のアッセンブリーを参照すると、バージョニングや命名保護の上で特定の利点があります。

たとえば、競合せずに、同時に同じアプリケーションの異なるバージョンにアクセスする必要がある場合などです。 同じ簡易名を持つアッセンブリー内にAPIのさまざまな拡張子が存在する場合、厳格な名前付けはアセンブリの各バージョンに一意のIDを提供します。

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プロパティ 説明
Key File Path プロジェクトアッセンブリーの署名に使用する、厳密な名前の署名キーペア(.snkファイル)へのrelativeまたはabsoluteパスを指定します。 デフォルトは、各プロジェクトに対してシステムが作成した自動生成キーです。
Sign プロジェクトアッセンブリーの厳密な名前の署名を有効にするには、「True」を選択します。 メインのプロジェクトアッセンブリーに厳密な名前で署名することにより、厳密な名前の署名のカスタム実行ファイルから参照できるようになります。 デフォルトは「False」です。 通常は、パッケージを参照する厳密な名前で署名された実行ファイルがある場合には、厳密な名前で署名のみを使用します。

デプロイメント

ロボティックソリューションをデプロイする前に、各プロジェクトのデプロイメントプロパティを見直します。 ソリューションのタイプまたはビジネスニーズによって変更するプロジェクトが決まります。 マルチプロジェクトソリューションでは、変更する必要があるのはコントローラープロジェクトのプロパティのみです。

Deploymentプロパティは、プロジェクトを構築しデプロイする際に常に使用されます。 これらのプロパティは、選択されたソリューション設定(リリースやデバッグなど)に依存します。

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以下は「Deployment」プロジェクトプロパティページの重要なプロパティです。

プロパティ 説明
Deployment Version

デプロイされるプロジェクトのバージョン。 新規プロジェクトでは、バージョン番号は1.0から始まります。 プロジェクトがデプロイされるたびに、デプロイメントバージョンが大きくなります。

たとえば、プロジェクトが3度デプロイされた場合には、デプロイメントバージョンは1.2になります。

Include Assemblies

True/False。 このプロパティを使用すると、プロジェクトに必要なアッセンブリーが、構築されたデプロイメントファイルに含まれるかどうかを制御できます(.openspan)。 通常、これは「True」に設定し、すべてのプロジェクトアッセンブリーがパッケージに含まれるようにします。 ただし、プロジェクトデプロイメントファイルのサイズを制限したい場合には、これを「False」に設定することもできます。

Include Run Settings True/False。 このプロパティを使用すると、ソリューションエクスプローラーでプロジェクトに現在設定されているRun Actions設定をデプロイできます。
Include Translators True/False。 このプロパティを使用すると、プロジェクトに必要なトランスレーターが、構築されたデプロイメントファイルに含まれるかどうかを制御できます(.openspan)。 これは通常「True」に設定し、すべてのプロジェクトトランスレータ―がパッケージに含まれるようにします。 ただし、プロジェクトデプロイメントファイルのサイズを制限したい場合には、これを「False」に設定することもできます。
Increment Deployment Version True/False。 プロジェクトがデプロイされるたびに、デプロイメントバージョンを大きくするかどうかを定義します。 「True」を入力すると、デプロイメントバージョンが大きくなります。
Create Deployment Package True/False。 このプロパティを「True」に設定すると、ビルドプロセスの一部としてプロジェクトのデプロイメントパッケージが作成されます。 このプロジェクトが、ソリューション内での参照目的専用の場合には、このプロパティを「False」に設定します。
Output Path デプロイメントパッケージファイルの場所を示します。 プロジェクトの相対パスを使用してください。

このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。

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