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問題フローを利用したフローの問題の解決 

オペレーターがアサインメントを完了し、フローに問題が発生すると、プライマリーフローの実行が一時停止し、標準の問題フローが開始します。 標準の問題フローでは、管理者がフローの解決方法を決定できます。

Pega Platform™には、一般的なプロセス構成の問題にはFlowProblems、ステージ構成の問題にはpzStageProblems、統合の問題にはConnectionProblemといった、3つの標準の問題フローが用意されています。 問題フローの管理者は、Flow Errorsランディングページで問題フローを特定し、管理します。

補足: ベストプラクティスとして、アプリケーションのgetFlowProblemOperatorアクティビティで、デフォルトのワークバスケットまたは問題オペレーターの設定を上書きして、問題を適切な宛先にルーティングしてください。

FlowProblemsのカスタマイズ

FlowProblemsフローをアプリケーションにコピーして、要件をサポートします。 名前キーは変更しないでください。 この例では、CancelAssignmentアクションにSend Emailスマートシェープを追加して、キャンセルが発生したときにマネージャーに通知します。

Flow Problem
この図では、FlowProblemsフローに2つのアサインメントがあり、1つはワークキューにルーティングしており、もう1つはワークリストにルーティングしています。 両方のアサインメントはParam.OperatorToInformにルーティングしています。 両方のアサインメントには、CancelAssignment、RestartProblemFlow、RetryProblemStep、RetryFromBeginningの4つのアクションがあります。 CancelAssignmentアクションが送信されると、設定した受信者にメールが送信されます。  

ステージ関連の問題フロー

ステージの削除や移動など、ステージの構成が変わることで、問題フローが発生する場合があります。 ステージ関連の問題が原因でアサインメントが処理できないと、システムは標準のpzStageProblemsフローを開始します。

stage problems
この図は、pzStageProblemsフローを定義する方法を示しています。 上部の分岐シェープにより、APP Studioでフローが実行されている場合にアサインメントを回避できます。 それ以外の場合は、フローはpzStageProblemsという名前のアサインメントで一時停止します。 Change StageとCancel Assignmentの2つのアクションが使用可能です。  

次の例では、Bookingステージが別のケースタイプにリファクタリングされたとします。 Requestステージのプロセスの最後に、Booking case creationステップとWaitステップを追加しました。 そのため、親ステージのケースライフサイクル内で、不要なBookingステージを削除しました。 最後に、Bookingステージに存在していた処理中のアサインメントは、バルク処理アクティビティを使用してRequestステージに戻されませんでした。

Stage Problem stage

ユーザーが、削除されたBookingステージに存在していたケースを進めようとすると、pzStageProblemsフローが開始されます。 このフローの中で、オペレーターは「Actions」メニューから「Change stage」を選択できます。

Stage Problem  Change stage
この図が示すように、ユーザーは手動でケースを進めるために、ケースアクションのメニューから「Change stage」を選択することができます。  

その後、オペレーターは手動でケースを別のステージに移動させることができ、Requestステージが最適な選択になります。

Stageproblem3
この図が示すように、ドロップダウンメニューから適切なオプションを選択することで、ユーザーはケースを手動で別のステージに進めることができます。  

下位互換性のために、古いステージとそのステップを一時的に維持しておくことを検討してください。 新しく作成されたケースは、「Stage Configuration」ダイアログボックスの条件でSkip stageを使用すると、古くなったステージをバイパスできます。

ConnectionProblem

フロー実行は、フロールール上のIntegratorシェープを経由して、リレーショナルデータベース、Enterprise JavaBean、ウェブサービスなどの外部システムを呼び出すことができます。 Integratorシェープで参照されるアクティビティは、外部システムとの通信やデータ交換を制御するコネクタールール(例:Connect SOAPルール)を参照します。

問題検出と分析を促進したり、このようなイベントを修復したりするには、アプリケーションでコネクターの例外に対するフロールールを指定できます。 Integratorシェープにエラーが発生すると、指定されたフロールールが開始されます。 フロールールでは、メール連絡の送信、再試行、統合ステップのスキップ、別の人へのアサインメントの送信などを行うことができます。

コネクターの場合は、Pega PlatformではConnectionProblem フローといいます。 ConnectionProblemフローを上書きしてカスタマイズすることで、要件をサポートできます。

Connection problem
この図は、ConnectionProblemを定義する方法を示しています。 上部の分岐シェープにより、呼び出されたリソースが利用可能な場合にアサインメントを回避でき、サブフローのFlowProblemsが実行されます。 それ以外の場合は、フローはWaitForRetryという名前のアサインメントで一時停止します。 Cancel AssignmentとResume Problem Flowの2つのアクションが使用可能です。  

 


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