オートメーションリンクのタイプ
オートメーションリンクのタイプ
Pega Robot Studio™プロジェクトではスレッドを使用して、プロジェクトのウィンドウ、アプリケーションバー、Windowsフォーム、関連コントロールの画面を描画し、オートメーションを実行し、プロジェクトアプリケーションと統合します。 プロジェクトのランタイムでは、ユーザーがWindowsフォームやその子コントロールと対話すると、ユーザーのアクティビティを説明するメッセージがWindowsからユーザーインターフェイススレッドに送られます。
ユーザーインターフェイスは、毎秒数百件のメッセージを処理します。 ユーザーインターフェイススレッドはこれらのメッセージに応答して、Windowsフォームイベント(Click、KeyPressed、TextChangedなど)を発生させます。
Windowsフォームイベントはすべて同期的に発生し、ユーザーインターフェイススレッド上で実行されます。 ユーザーインターフェイススレッドは画面描画を担当するため、ユーザーインターフェイススレッド上で発生するアクティビティの実行時間が長いと、描画とメッセージ処理の両方が妨げられる可能性があります。
その場合、ユーザーはユーザーインターフェイスが応答しないと感じてしまいます。 これを避けるため、Windowsフォームイベントによってトリガーされるオートメーションは必ず非同期リンクを実行して、ユーザーインターフェイススレッドを解放してから、アダプターコントロールや非Windowsフォームコンポーネント(ウェブサービスやデータアクセスなど)とやり取りするようにしてください。
非同期/同期実行を設定するには、イベントリンクの設計プロパティを使用します。 オートメーションリンクを右クリックして「Asynchronous」を選択することもできます。
非同期リンクは、オートメーション内では黄色の点線で表されます。
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