Pega Robot Studioユーティリティーでのデータ操作
String、DateTime、Fileユーティリティー
Pega Robot Studio™は、文字列、日時、時間間隔、ファイルのデータ値を操作し、書式化するユーティリティーコンポーネントを提供しています。 ユーティリティーコンポーネントは、Microsoft .NET Frameworkのコンポーネントと似ています。 コンポーネントには、Toolboxウィンドウの「Advanced」セクションからアクセスできます。 ユーティリティーコンポーネントを追加するには、コンポーネントをオートメーションまたはグローバルコンテナにドラッグします。 コンポーネントの必要なメソッドをObject Inspectorから選択して、そのメソッドをオートメーションに追加します。
StringUtils
StringUtilsコンポーネントは、文字列操作メソッドの包括的な選択肢を提供します。 このコンポーネントはStringValue入力パラメーターを使用して、メソッドを適用する文字列を指定します。 メソッドは、Concat、IndexOf、Trim、Insert、Replaceなどです。
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次の例では、オートメーションで文字列入力値のサブストリングが抽出されます。 サブストリングは、文字列入力の5番目のインデックス位置で開始します。
DateTimeUtilとTimeSpanUtils
DateTimeUtillコンポーネントを使用すると、通常は日付と時間で表現される、時間のインスタンスを操作できます。 TimeSpanUtilsは時間間隔を操作するために使用します。 Pega Robot Studioは、Microsoft .NET Frameworkからのこれら以外のメソッドも提供します。
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次の例では、ToStringメソッドを使用して、DateTime値を文字列式コンポーネントで使用する文字列タイプに変換します。
FileUtils
ディレクトリーやファイルの操作には、FileUtilsコンポーネントを使用します。 FileUtilsメソッドは、対応する.NETメソッドを公開します。 FileUtilsを実装する際には、パスパラメーターに無効なパス文字や長さを含めずに、セキュリティとデータのプロトコルに従ってください。 不正なアクセスやI/O例外があると、システムは選択されたメソッドを実行できません。
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次の例では、オートメーションで、FileUtilsコンポーネントのMoveメソッドを使用してファイルのディレクトリーが移動されます。
FileUtilsコンポーネントがPega Robot Studio Toolboxに表示されない場合、「Choose Toolbox Items」ウィンドウを使用してコンポーネントを追加できます。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
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