Project-to-project references
Project-to-project references
Pega Robotic Automationでは、Microsoft Visual Studioプラットフォームを使用しています。 よって、デベロッパーはVisual Studioの一部の機能を使用できます。 こうした機能の1つが、Project-to-project referencesです。
ソリューションまたはプロジェクトを構築する際、Pega Robot Studio™によってアッセンブリーファイルが作成されます。 アッセンブリーを生成するプロジェクトがある場合には、project-to-project referencesを使用します。 Project-to-project referencesの利点は、ビルドシステムの中でプロジェクト間の依存関係が作成されることです。 Pega Robot Studioは、最後にPega Robot Studioが参照プロジェクトをビルドしてから変化があった場合に、関連するプロジェクトをビルドします。
多くのPega Robot Studioデベロッパーが同じアプリケーションを参照するプロジェクトを作成している環境で作業する際には、アプリケーションのインテロゲーションとアプリケーション基本機能のオートメーションのために、専用のプロジェクトを1つ作成して保守します。
たとえば、このアプリケーションプロジェクトには、次のものが含まれます。
- アプリケーションの完全なインテロゲーション。
- 必要に応じて、マッチルールの変更。
- アプリケーションにログインし、対象のエンドユーザーが使用する最初のアプリケーションウィンドウにアプリケーションをナビゲートするためのオートメーション。
組織内の他のPega Robot Studioデベロッパーは、このアプリケーションプロジェクトを、他のソリューション用の特定のビジネスオートメーションまたはイベントデータコレクション、あるいはその両方のベースとして使用できます。
このアプローチの利点は次のとおりです。
- メンテナンス:プライマリーアプリケーションが変更されると、新しいインテロゲーションオブジェクトが追加されるか、マッチルールが変更され、Pega Robot Studioはプライマリーアプリケーションプロジェクトに加えられた変更を、他のすべての参照アプリケーションプロジェクトに更新します。
- 再利用性:一人のデベロッパーが、メインアプリケーションをインテロゲーションし、ログイン/ナビゲーションロジックを開発できます。 これにより、他のPega Robot Studioデベロッパーは、特定のビジネスオートメーションやイベントデータコレクションを実行するプロジェクトの構築に専念できます。
ソリューションエクスプローラーで、Startup Projectをメインプロジェクトまたはコントローラープロジェクトとして使用します。 Pega Robot Studioでは、フォントが太字に変化してStartup Projectが示されます。
インタラクションフレームワーク
インタラクションフレームワークは、プロジェクト同士の参照と連携して機能し、project-to-project referenceを作成しても作成しなくても機能します。ただし通常は、すべてのプロジェクトが含まれた1つのパッケージとしてマルチプロジェクトソリューションがユーザーにデプロイされます。 そのため、インタラクションフレームワークでproject-to-project referenceを使用すると、フレームワークはプロジェクトごとではなくソリューション用の1つの単位として機能します。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
- コンポーネント v1