システム設定手法
概要
Pegaのローコードプラットフォームを活用すると、アプリケーションを繰り返し設定できます。 スクラム開発により、Pega Platform™のout-of-the-boxツールと、組み込まれたベストプラクティスの運用をただちに開始し、成果を実現します。
詳細(ビデオ)
Pegaのモデル駆動型ローコードプラットフォームは、アプリケーション設定を加速させるために欠かせない要素です。
ローコードプラットフォームでは、プログラマーの手が足りなくても、アプリケーションのカスタマイズを社内ですばやく安価に行うことが可能になります。プログラマーもプログラマー以外の人も同じように、アプリケーションの仕様を視覚的に構築できます。 業務部門やマーケティングの担当者など企業内の「シチズンデベロッパー」がIT部門と協力してオペレーションに特有のアプリケーションをデザインし、カスタマイズできるようになります。
このような優れたメリットをフル活用するために、PegaはApp Studioというローコード開発環境を作成しました。これは、シチズンデベロッパー、プロフェッショナルデベロッパー、ITデベロッパーなどあらゆるデベロッパーが生産性を向上させてスピードアップできるようにすることを目指したものです。 App Studioは、業務部門とシステムアーキテクトとのリアルタイムのコラボレーションを促進します。これを活用すると、アプリケーションの規模や機能をすばやく拡張できます。
App Studioは、業務部門とIT部門の両方に必要なものを提供するので生産性を向上させます。 絶え間なく進展する現代社会では、アプリケーションの開発をゆっくり待っている余裕はありません。
Pegaのローコードアプローチとデリバリー手法は、3つの柱を基盤としています。 1つ目の柱はマイクロジャーニー。2つ目の柱はペルソナと、これらのペルソナがマイクロジャーニーを経験するときに用いるチャネル。そして3つ目の柱は、プロセスの各ステップに関係するデータオブジェクトとインターフェイスです。
App Studioは急速に進化しており、これら3つの柱をCase Designerに直接、明示的に収集できるようになりました。
このビューの一番上の部分は、ステージのケース定義と、ビジネスユーザーとの間で議論する際のステップです。ここで、ペルソナと、各ステージに関係するチャネルを収集できます。一番下のセクションでは、各ステージに関係するデータが取得されており、Minimum Lovable Product(MLP)に関する優先事項についてすぐに会話を始め、最初に完了させる必要があるものを話し合えます。
このような進歩によって、開発プロセスに簡単に関与し、ソリューションを効率よく構想できるようになっています。 ケースステージを背景にして、最初のMLPのスコープを、ステップ、ペルソナ、チャネル、データ、リリースとともにシステムで直接定義できます。
1つ目の柱は、マイクロジャーニーです。
開始ポイントとして適切な小ささでありながらも、ビジネス価値を付加するマイクロジャーニーは、消費者向け住宅ローンなどのシングルケースタイプとしてモデル化されます。
Pegaでは、すぐに利用できるout-of-the-boxのマイクロジャーニーを数多くご用意しています。リリース8.4では、次のような新しい業界別マイクロジャーニーが製品に追加されています。
- 保険契約の変更
- 通信業界向けのガイド付きトラブルシューティング
- ヘルスケア業界向け請求申請
- 金融サービス向けに、その他3つのマイクロジャーニー
もちろん、これは始まりにすぎません。
実際の実装では、複数のマイクロジャーニーがあります。out-of-the-boxのマイクロジャーニーを使用するのに加え、ご自分で作成することもできます。
2つ目の柱では、ペルソナとチャネルに焦点を当てます。
新たに追加されたプラットフォーム機能を使用して、ペルソナを割り当て、各ペルソナに関係のあるマイクロジャーニーはどれか、アプリケーション内でそれらがどのチャネルを通してやり取りするのかを明確に示します。
マイクロジャーニーに関係のあるペルソナと、それらがシステムとやり取りする方法を明確に定義することが、このプロセスの重要な部分です。Pegaの統合プラットフォームはそのすべてを収集します。
App Studioでは、使いやすいウェブでのセルフサービスによるチャネル設定に加えて、オプションと情報が効率化された改良版のチャネルインターフェイス設定ページが提供されています。そのため、アプリをモバイル、メール、ソーシャルなど複数のチャネルに簡単に拡張でき、重要なすべてのビジネスシステムをサポートします。
App Studioでは、ウェブ、マッシュアップ、モバイル、メール、チャットボットなど、複数チャネルをサポートしており、Dev Studioを使わなくてもこのような幅広いチャネルを設定できます。
最近追加されたチャネルには、Facebook、Apple iMessageなど消費者の間で標準的となっているチャネルが含まれています。これによって、ペルソナがシステムと関わるときに使用できるチャネルが広がりました。
3つ目の柱は、データとインターフェイスです。
Pegaのローコードで視覚的なアプローチは、データ統合、ビジネスプロセスの重要部分、ビジネスプロセスを実行するコンテキストの設定にまで及びます。データはアプリを賢くします。データは意思決定の自動化に必要なものです。ユーザーは仕事を完了するためにデータを必要とします。
Pegaのライブ データ機能:
- データソースをアプリから分離するため、ビジネスユーザーはデータの場所を気にせずにアプリを開発できます。
- 詳細データを一元的にデータ ページに定義するので、メンテナンス、テスト、再利用を簡単に行えます。
- Pegaの標準コネクターおよびサービスと連携し、豊富なレガシーおよびサード パーティリソースのデータを取り込めます。
そのすべてをApp StudioのIntegration Designerというグラフィカルツールを通して行えます。このツールで、アプリケーションのデータタイプとデータタイプのソースがどこにあるかを示すビジュアルマップを作成できます。 各タイプと、それらのソースである統合システムとが線でつながれています。線の太さで、データビューの数がわかります。
すべてのビジネスオブジェクト、データビュー、オブジェクト依存関係、外部システムを1か所で確認でき、新しいデータタイプとデータビューを簡単に作成できます。そして、システムオブレコードに接続します。
プロジェクトを開始して、3つの柱を特定する中で、ケース、ステージ、ペルソナ、チャネル、データオブジェクト、MLPリリースをCase Designerに直接収集できます。その情報は、App Studioの中でステークホルダーに簡単に提示できます。最初からこれらのツールを使用すると、大量のドキュメントを書く必要がなくなります。
Pegaでは誰もが同じ言語を使用するため、コラボレーションは簡単です。
Agile Workbenchを利用すると、大規模チームでもプラットフォームで直接、アプリケーションについてのフィードバックを簡単に共有できるため、ユーザーは次のことが可能になります。
- アプリ内編集、注釈付きのスクリーンショット、ビデオ録画を活用して、フィードバックを正確に要約し、明細化。
- Pega Agile Studio、JIRA、CA Agile Centralなどへのシームレスな接続を使用して、フィードバックを直接 IT 部門に伝達。
- 業務部門とIT部門の緊密な連携により、すばやく反復処理を行い、90日以内にMLPを実現。
製品開発シニアディレクターのDennis Gradyがもう少し詳しく説明します。
Pega Marketplaceにアクセスして、Pega、パートナー企業、および幅広い開発者コミュニティが提供するコンポーネントとコネクターのキュレーション ライブラリーをご覧ください。Pegaはインパクトを最大化するために、認知されている高品質なブランドにフォーカスしており、新しいアプリケーションをすばやく構築したり、既存のアプリケーションに新機能を追加してデプロイしたりできるビルディングブロックを提供しています。
Exchangeを活用すると、サードパーティのコンポーネントを使用してアプリを拡張でき、それらをPegaアプリに直接組み込めます。
- カスタマーエンゲージメントをデジタルプロセスオートメーションに結びつけるのはPegaだけ
- Pega DX Architectureと呼ばれる強力で分化した統合プラットフォーム
- Pegaの製品を通して提供
- 強力なCRMアプリケーション
- 強力なプラットフォームオートメーションとアプリケーション構築
クラウドですべてを提供します、ご希望どおりに。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。